癌とCOPD

7年前同時性重複癌を経験し、現在COPDと共に生きている

肥満と呼吸

2014年4月19日(金)
横隔膜とは、人間のからだの最大の吸気筋だそうです。つまり息を"吸う"とき
に使う筋肉です。


私は、肥満体でメタボでした。そのことで、たっぷり有る内臓脂肪が横隔膜の
運動を阻害して、呼吸に悪影響を及ぼしているように思っていました。


そこで、睡眠時無呼吸症が完治してから、さらに体重を落としてみようと考え
ました。
今年になり、今までの肺機能検査結果と体重の関係を見返してみました。
結果から体重と1秒量及び1秒率に相関性があるように思い、統計的手法を用いて
グラフ化してみました。


グラフは、BMIが低下すると、1秒量及び1秒率ともに増加する傾向があることに、
かなり高い相関があることを示していました。
医師にもグラフを見せましたが、私と同じ見解でした。


但し、この結果は、肥満体でメタボの私個人のデータですから、誰にでも当てはまる
ものではありません。
日本人の多くのCOPD患者は、やせ型ですから少々太り気味(BMI 23~25位)の方が

長生きするそうです。
くれぐれもダイエットする場合は、医師と相談してからするようにお願します。

病気のこと(14)

2014年4月18日(木)
日常
今日は、スポーツジム、呼吸リハビリもしないので、握力を鍛えました。
2年ほど前に握力を鍛える器具を購入し、握力を強化しました。
今も強化した握力が低下しないように週3回のペースでやっています。


きっかけは、スポーツジムに置いてあった握力測定器具で握力を測定した
ところ、自分の年齢より10歳近く年上の男性の握力しかないことを知った
からです。


握力を鍛えようとしたのは、握力がその人の持つ筋力を表す一つの指標に
なると聞いたことがあったからです。
だからといって、握力を増しても全身の筋力が向上するわけではありませんが。


病気のこと
今日は、呼吸リハビリしている病院で肺機能検査をしました。
肺活量(VC)3.72L, 1秒量 2.18(L), 一秒率 62.29(%)


医師は、前回検査データと比べると、2018年6月に比べて、最大換気量(IC)が
前回 2.39(L)が今回 2.72(L)と増えたことが良いデータだと言っていました。
その意味について、医師の説明を聞きまいたが、理解出来ませんでした。


家に帰って、ネットで調べると『COPD患者において,気管支拡張薬による
運動耐容能改善効果が一秒率ではなく,ICの改善と相関を示すことを報告
している』という論文があることが分かりました。


要因としては、呼吸リハビリの効果と体重減少(84キロ ⇒ 76.5キロになる)
にあるのではないかとのことでした。

病気のこと(13)

2014年4月17日(水)
日常
今日は、スポーツジムに行きました。ウォーキングマシンで歩いていると、
胸部に強い圧迫感があります。


原因がCOPDによるものなのか、医師が言うように肋間神経痛なのか分
かりません。
多分、治ることはないでしょう。後何年生きるか分かりませんが、
ずっと付き合っていかなければならないと思うと少し憂鬱です。


病気のこと
癌を患う1年前ぐらいに、妻からいびきが凄くて途中で息が止まると何度
も言われていました。


近所の掛かりつけの病院で簡易検査をしたところ、20秒ぐらい息が止まる
ことがあるとのこと。診断結果は、睡眠時無呼吸症でした。


しかし、直ぐに癌になってしまい睡眠時無呼吸症のことなど頭から消えて
いました。


昨年、5月に大学病院の睡眠外来に受診して、シーパップのことを医師に
尋ねたら、「あなたは生命維持装置を付けても良いのですか」と言われました。
シーパップが生命維持装置なんて思ってもいなかったので驚きました。


医師は、3ヶ月で5キロを目標に痩せて下さい。3ヶ月後に再検査します
とのことでした。当時の私は、身長178㎝で体重86キロと肥満体でした。


そして、3ケ月後に再検査したところ、医師含めスタッフ一同が驚くほど改善して、
完治と診断されました。
二人に一人は、痩せることで改善するそうです。しかし、私のように劇的に改善
するのは、稀だそうです。