癌とCOPD

7年前同時性重複癌を経験し、現在COPDと共に生きている

呼吸リハビリと病気のこと(7)

2019年4月9日(火)
日常のこと
呼吸リハビリに行ってきました。帰宅後は、家でごろごろしていました。


呼吸リハを実施している病院は、あまり多くありません。私の通っている病院は、市内唯一の呼吸リハを行っている病院です。


理学療法士に聞くと、呼吸リハビリの有効性が確立されていないといことより、電気治療を行なわないため人手が掛かり病院にとってコストがかかり過ぎるためだと思うと言っていました。呼吸リハといっても、初めに理学療法士の下でストレッチを行うだけで、他は有酸素運動と筋トレです。スポーツジムと内容は、それほど変わりません。


通院するメリットは、定期的に心肺能力検査を行ってくれることと、依頼すれば肺機能検査をしてくれます。2018年12月で肺癌術後5年を経過したことで、大学病院の呼吸器外科からフォローアップ検査終了と言われたため、5年以降の心肺機能の推移を知りたくて通院するつもりです。


病気のこと
肺癌は、術後2年目までの再発が多いそうです。膀胱癌の再発は、術後2年までがもっとも多く、少し間をおいて4年~5年に再び多くなると言われました。


肺癌のフォローアップ検査は、術後2年まで、3ヶ月毎にレントゲン、血液検査、CTを撮りました。膀胱癌のフォローアップ検査は、術後2年まで3ケ月毎に尿検査、膀胱鏡。6か月毎にCTを取りました。


膀胱鏡は、胃カメラと方法は同じですが、胃カメラが口から入れるのに対して、膀胱鏡は尿道からカメラを入れるのでかなり痛みがあります。カメラのコードが軟式になってからかなり痛みが減りました。


初めて膀胱鏡検査を受けた時は、カメラのコードがまだ硬式でした。簡単な麻酔をするのですが全く効果がなく、まるで錆びた鉄の棒を尿道に入れらた感じで尋常な痛さではありませんでした。これだけの病気持ちなので様々な検査を受けましたが、一番痛い強烈な検査でした。

趣味と病気のこと(6)

2019年4月8日(月)
日常
吹矢教室に行ってきました。大部分が50歳以上の男女です。参加メンバーは、いつも20人ぐらいいるのですが、若い人は一人もいません。


退職した後、なんか趣味を見つけなければと思い、弓道教室に半年くらい通いましたが、難しくて辞めてしまいました。
その後、簡単そうで呼吸器にも良いと思い、月2回の吹矢教室を選んで半年くらい通っています。


子供の頃は、野球少年で長嶋が大好きでした。しかし、本格的にやっている国は、ほんのわずかで、まともに世界選手権もできない野球への魅力は薄れていきました。


その代わり、大学時代から現在までサッカーを見るのが大好きになりました。
アフリカ、ヨーロッパ、中東、東南アジア、南米、中南米とほぼ世界中で最も人気があり、オリンピックと並ぶワールドカップという舞台で国の威信をかけて戦うサッカーは、魅力があります。特に、ユース年代を含めた日本代表の試合をスカパーで好んで見ています。
他に、カーレースのF1を見ています。ホンダがエンジンサプライヤーとして戻ってきたからです。しかし、所詮、サッカーもF1も見るだけなので、何か物足りなさを感じていました。


自分が参加出来る趣味で、楽しみながら適度な距離を置いて人とも会話出来る趣味を探していたところ、弓道そして吹矢にたどり着いたというわけです。


病気のこと(7)
2013年の12月に大学病院で肺癌の手術をしました。その後、呼吸器外科と泌尿科で今後の治療方針について話し合ったそうです。


私の肺癌は、初期で性質も極めて温厚な癌です。一方、膀胱癌は、初期ですが性質はかなり悪性の部類に入るそうです。癌の治療に於いて、進行度と共に癌の種類も治療の重要な要因となります。膀胱癌に比べると、肺癌が出来る肺には、多くの血液が運ばれてくる臓器であるため、転移し易いという性質も持っていることも治療に関する重要な要因です。


治療方針の結果は、肺癌の治療を優先して、再発防止の抗癌剤UFTを2年間服用となりました。膀胱癌については、遅れましたが、2回目のTRBT手術を2014年の3月に行い様子をみるこになりました。


膀胱癌のガイドラインによるとBCGという膀胱癌の再発防止のための薬剤を使用すべきケースですが、UFTとBCGとの併用については、大学病院のコンプライス委員会で認められませんでした。


もし、2年間の間に膀胱癌が再発したらUFTを辞めて膀胱癌の手術をして、BCGを使用することに決まりました。同時性重複癌は、つくずく大変だなあと思いました。

病気のこと(5)

2019年4月7日(日)
日常
朝から肩こり、頭痛、倦怠感がありました。多分、前日スポーツジムで筋トレの強度を上げすぎたのが原因だと思います。風邪をひくとまずいので、外出せず家でごろごろしていました。
COPDの人にとって風邪をひくことは、危険です。急性増悪を発症してCOPDが悪化することがあるからです。


勤めていた頃は、会社帰りに月、水、金と規則正しく週3回鍛えていたのでこんなことはありませんでした。退職後は、週1回しかいけないことがあったりで、トレーニング間隔が空くことが原因だと思います。


病気のこと
退職する数年前から小便の出が悪くなってきました。閉尿になって救急車のお世話になるかもしれません。今から2年ぐらい前から小便の出が悪くなったことを大学病院の泌尿科の担当医に言ったところ、前立腺肥大が原因であると言われました。


大学病院でユリーフとエルメサットという薬をもらってしのいできたのですが、薬剤耐性ができたのか薬の効きが悪くなってきました。


薬が効かなくなったら手術しかないのですが、ネットで調べると術後の尿漏れが治らない人もいるらしいです。医者は、殆どの人は術後数か月で尿漏れは治ると言いますが、心配です。おしめを付けるのは、ごめんです。


退職して生活が変化したためだと思いますが、便秘がちになってきました。
かかりつけの個人病院で防風通聖散という便秘薬をもらい使用したら便秘だけでなく小便の出も良くなりました。
多分、細くなった尿道を便が圧迫して尿が出にくくなったのが、便秘が改善したことで尿の出も改善したと思います。