癌とCOPD

7年前同時性重複癌を経験し、現在COPDと共に生きている

趣味と病気のこと(6)

2019年4月8日(月)
日常
吹矢教室に行ってきました。大部分が50歳以上の男女です。参加メンバーは、いつも20人ぐらいいるのですが、若い人は一人もいません。


退職した後、なんか趣味を見つけなければと思い、弓道教室に半年くらい通いましたが、難しくて辞めてしまいました。
その後、簡単そうで呼吸器にも良いと思い、月2回の吹矢教室を選んで半年くらい通っています。


子供の頃は、野球少年で長嶋が大好きでした。しかし、本格的にやっている国は、ほんのわずかで、まともに世界選手権もできない野球への魅力は薄れていきました。


その代わり、大学時代から現在までサッカーを見るのが大好きになりました。
アフリカ、ヨーロッパ、中東、東南アジア、南米、中南米とほぼ世界中で最も人気があり、オリンピックと並ぶワールドカップという舞台で国の威信をかけて戦うサッカーは、魅力があります。特に、ユース年代を含めた日本代表の試合をスカパーで好んで見ています。
他に、カーレースのF1を見ています。ホンダがエンジンサプライヤーとして戻ってきたからです。しかし、所詮、サッカーもF1も見るだけなので、何か物足りなさを感じていました。


自分が参加出来る趣味で、楽しみながら適度な距離を置いて人とも会話出来る趣味を探していたところ、弓道そして吹矢にたどり着いたというわけです。


病気のこと(7)
2013年の12月に大学病院で肺癌の手術をしました。その後、呼吸器外科と泌尿科で今後の治療方針について話し合ったそうです。


私の肺癌は、初期で性質も極めて温厚な癌です。一方、膀胱癌は、初期ですが性質はかなり悪性の部類に入るそうです。癌の治療に於いて、進行度と共に癌の種類も治療の重要な要因となります。膀胱癌に比べると、肺癌が出来る肺には、多くの血液が運ばれてくる臓器であるため、転移し易いという性質も持っていることも治療に関する重要な要因です。


治療方針の結果は、肺癌の治療を優先して、再発防止の抗癌剤UFTを2年間服用となりました。膀胱癌については、遅れましたが、2回目のTRBT手術を2014年の3月に行い様子をみるこになりました。


膀胱癌のガイドラインによるとBCGという膀胱癌の再発防止のための薬剤を使用すべきケースですが、UFTとBCGとの併用については、大学病院のコンプライス委員会で認められませんでした。


もし、2年間の間に膀胱癌が再発したらUFTを辞めて膀胱癌の手術をして、BCGを使用することに決まりました。同時性重複癌は、つくずく大変だなあと思いました。

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