癌とCOPD

7年前同時性重複癌を経験し、現在COPDと共に生きている

暇でしょうがない。


2019年4月6日(土)
日常
スポーツジムに行ってきました。トレーニングが終わると身体は疲れるのですが、頭はすっきりします。


退職してあと3か月で2年になります。とにかく暇です。現在は、週1回の呼吸リハビリ、週1回か2回のスポーツジム、月2回の吹矢教室があるだけで、後は昼間は、つまらないテレビを見てうとうとしている状態です。


会社に行っているときより気力と体力共に落ちているように感じます。
人にもよると思いますが、私の場合は適度に働いていた方が心身には良いようです。


スポーツジムでの運動は、効果は多少あると思いますが、トレーニングマシンによる体力造りですから、実生活で必要な体力と違いがあるように感じます。
自分でも出来そうなパート仕事があれば働いてみたいと思っています。


病気のこと(5)
2013年12月に肺癌の胸腔鏡手術をしました。
前妻を亡くして5年後に再婚した現在の妻に手術のことを聞くと、執刀医が切除した肺を妻に見せに来た時、身体に入れた管がなかなか抜けてなくて時間がかかってしまったと言っていたそうです。


当時、私の体重は、86キロあり脂肪がたっぷり付いていたので抜きにくかったのでしょう。手術後の痛みは殆どありませんでしたが、シャワー室で頭や身体を洗う時、ハアハア息苦しくて困りました。

花見、前妻、病気(COPD)

2019年4月5日(金)


花見、前妻のこと
自宅から歩いて2、3分の所に桜の名所があるので30分くらい桜見物に行ってきました。7部咲程度でしたが、今週の土、日は、大変な人出になるでしょう。


15年前に前妻を亡くしましたが、その時の火葬場に植えてあった桜の花がこぼれ落ちそうな満開であったことを今でも思い出します。前妻を亡くしてから数年は桜を見るのが嫌になりました。


会社のストレスが酷かったため、家にいないで前妻と車で外出してばかりしていました。
都会ではなく、田舎の木々や川のせせらぎは、疲れた心を癒してくれました。


前妻とは、色々な所へ旅行に行きました。困ったことは、前妻と行った所へ行けなくなってしまったことです。その場所に行くと前妻のことを思いだすので辛くて行けないのです。15年経った現在でも幾つかの思い出深い所へは行けません。



COPDのこと
花見で歩いているだけで胸部に軽い圧迫感があります。COPDの人で圧迫感を訴える人はあまりいないみたいです。冬場は、特に気管支の炎症感や軽い胸痛の頻度も多くなります。この原因を大学病院の担当医に聞くと、手術によって肋間神経を切断したことによる肋間神経痛であると言われました。


労作時の息切れは、勿論あります。肺・気管支の病気の特定は、呼吸器の専門医でも医者によって違うことに驚きました。
A大学病院では、気管支喘息でCOPDの要素もありでした。B総合病院は、気管支モリブデン。C総合病院は、完全なCOPD。


肺手術後、5年間で10回ぐらい肺機能検査して、全て1秒率は55~63%の範囲ですから、COPDのガイドラインの評価基準では、完全に中程度のCOPDなのですが・・・。

病気のこと(4)

2019年4月4日(木)
日常生活
今日は、スポーツジムに行きました。スポーツジムは、在職中からCOPD対策として
5年くらい続けています。


働いていた頃は、職場の人間関係のストレスが大きかったので、スポーツジム通う
ことがストレス解消になって苦になりませんでした。
しかし、退職してからは大きなストレスがなくなったため、スポーツジムでの
トレーニングの辛さが憂鬱なりました。でも、身体のために続けるつもりです。


病気のこと
膀胱癌の手術から2か月も経ないうちに肺癌という別の癌が見つかるということを
どう受け入れて良いか困りました。


二つの癌のCT画像から仮に膀胱癌の外部転移であったとすれば、身体中に膀胱癌の
癌細胞が回っている可能性があり、癌の進行レベルでいえば4期です。


それより、別の癌が二とも初期段階で見つかった方が治癒の可能性は、格段に大きい
のですが、1年の間に異なる癌が見つかる(同時性重複癌という)という人は極めて少なく、それ自体、運が悪いと言って良いと思います。


こういうことを称して、安易に「不幸中の幸い」という人がいますが、命に関わること
について「不幸中の幸い」という言葉には違和感を抱きます。


65歳になって睡眠時無呼吸症の治療のために大学病院の睡眠外来を受診しましたが、
初受診時に私の病歴知った先生から「あなたは、死んでいてもおかしくないんだよ」
と言われました。
「先生、そんなこと俺が一番感じていたことだよ。あなたの倫理観は死んでるよ」と
言い返したくなりました。