癌とCOPD

7年前同時性重複癌を経験し、現在COPDと共に生きている

意識変わるとき

2020年3月29日(日)
本来、病気に関することを書くブログですが、コロナのことばかりで申し訳ありません。
現在は、外出も殆どしない引きこもり状態なので、書きたいことを書くことにしています。


まだ、会社に勤務していた頃に感じたことですが、最近の若者が政治にほど無関心に
なっていることです。
20年くらい前は、現場の高学歴でない人(失礼をお許しください)でも、昼休みに政治
の話をする人達がいました。
しかし、いつ頃からかは分かりませんが、政治の話をする人が殆どいなくなってきた
ことに気付きました。
5年位前に大卒の営業マンに君達は何故政治の話しをしないのかと直接尋ねたことが
あります。
彼は私に対して「何故なんでしょうね。教えて下さい。」と答えたのです。
予想外の答えに驚きました。しかし、これが日本社会の現状ではないのでしょか。


つまり、自分の事にしか興味がなく、自分事にならないことについては、関心が極めて
薄いということです。
勿論、このことは、時代に関わらず人間の持つ基本的な意識だと思いますが、最近特に
その傾向が強くなってきた様に思えてなりません。


コロナのことでも、特に若者は感染しても重症化しないということが強調され過ぎて
しまった結果『自分事にならない』ため、長期戦となるコロナとの闘いに我慢が続か
なのではと心配です。


不謹慎ですが、コロナによって戦後最大の不況が訪れ長期化すれば様々な業種で賃金
カット、解雇、倒産が増えてくることは避けられないと思います。
その時、多くの人が自分と無関係と思っていたコロナ感染症によって生活が奪われる
という形で『自分事になる』という体験をすることになるかもしれません。


コロナ感染の恐ろしさを知り、その結果として一部の無責任な行動をする人達も長期戦
に耐えられる意識の変化が生まれるという悲惨な状況になるかもしれません。


こんな状況になる前に収束することを祈るしかありません。

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