癌とCOPD

7年前同時性重複癌を経験し、現在COPDと共に生きている

これで良いのか

2020年4月12日(日)
昨年の12月に前立腺肥大の手術とコロナでほぼ運動をしていないのに静止時のパルシオキシメーター値 は、96~97です。
スポーツジム、呼吸リハビリをやっていた頃が95~96だったので、不思議なことに血中酸素濃度が良くなっています。
長期間殆ど運動をしていないので、間違いなく心肺能力は低下しているはずです。
明確な理由は、分かりません。多分、労作時のパルシオキシメーター値は、低下していると思います。


昨日4月11日の国内感染者数が700人を超えました。まだ、指数関数的な増加はしていませんが、日増しに不安は大きくなっています。
ヨーロッパやアメリカの様に感染爆発が起きやしないか、日々気になってしかたがありません。もし、感染爆発した場合、中小企業の倒産や一部の大企業のリストラが現実味を増してきます。
多くの若者を含めた労働者が職を失うことになるのです。
その時、コロナという存在が、全ての日本人にとって自分事になるのです。
考えただけでも、ぞっとします。


首都圏では、埼玉、東京、神奈川、千葉に非常事態宣言が出されたので、多くのパチンコ店が自粛して閉店になっているのですが、車で茨城のパチンコ店に大勢集まっている状況をテレビで見ました。
まだ、そんなことをしている人達がいるのです。これが現実です。
しかし、人間社会に於いて、オレオレ詐欺、窃盗、殺人などが一定数存在するのですから、こういう人達がいることは至極当然です。


敗戦後、死語になってしまいましたがインテリと称する人達を中心として、彼らの持つ過剰とも思える人権意識が国民に広く浸透した結果、現在の法体系が維持されてきました。
そして、自立した国家になる機会を失ってきました。そのつけが日本を世界で特異で異質な国家にしてしまったのではないかと思います。


現在の日本は、国民の命や財産を守る真の独立した民主主義国家ではないと思います。
今回のコロナの件に於いても要請、指示止まりで、強制措置が殆ど出来ません。
戦後70年以上経ても人命より人権が重要という価値観の呪縛から抜け出せないでいる。
日本は、この機に及んでも国の在り方を変えることは出来ないでしょう。
そうであれば有事にまともな対応も出来ない国であることを苦難をもって受入れるしかないと諦めています。

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