癌とCOPD

7年前同時性重複癌を経験し、現在COPDと共に生きている

マスク生活と認知症

 2020年12月22日 (火)
60歳の時、肺癌の手術して肺の一部を切除し、copdを併発しました。その頃から歩くのが遅くなりました。最近、地下鉄に乗るようになったのですが、乗り換えなどで歩いている
と50代位のおばさんにも追い越されてしまうありさまです。


40代頃までは、歩くのが速くてどんどん追い越して歩いていたことを思うと情けなくなり
ます。
歳をとったことに加えて、大病をしたのだから仕方ないことですが、体力の衰えを実感さ
せられる場面です。
加えて、病気で仕方ないことですが、臓物を取られるということでQOLが低下してしまう
辛さが身に沁みます。


新型コロナで多くの人がマスク生活をするようになりました。健康な人でもマスクをする
と息苦しいようです。copd疾患は、コロナが流行する以前から空気の通りの悪いマスクを
して生活しているようなものだと思います。
コロナは、健康な人もマスク生活によって、軽いcopd疾患を体験しているように思えるの
です。


漫才の様に話が変わるのが私のブログの悪い点だと思っているのですが、思い付くままに
気まま書いているのでお許し下さい。


妻によく「あれ、それ」が多くなったと言われています。自分でも人の名前が思い出せな
いことが多くなったことを自覚するようになりました。
複数の癌を含めて様々な病気をしましたが、妻をはじめ周囲の人に迷惑をかける認知症だ
けにはなりたくありません。


今思えば亡くなった親父が認知症でした。何十年も前ですから認知症なんて病気があるな
んて、私は勿論、一般人の殆どが知らなかったと思います。
帰ってこないと思ったら、タクシーに一人で乗って遠くへ行ってしまい、お金が払えない
ので運転手が困って警察に突き出され、パトカーでご帰宅なんてこともありました。


他にも、二階から飛び降りて大怪我をしたことも覚えています。親父は男ですから力も強
くお袋にはどうしょうもありません。とにかく周りが大変な目に合うのです。
私が死ぬ時は、妻や周りの人になるべく迷惑をかけないで死にたいものです。


若者が笑って楽しいそうにしているのを見ると可哀そうになります。何も考えずに今の生
活が当たり前に続くと思っているのでしょう。
進む少子高齢化、借金財政、企業の競争力低下、中国の膨張など、日本の未来に明るい要
素が全く見当たらないのです。後、20年経ったら日本はどうなっているのでしょうか。


今、笑って無邪気に生活にしている若者達が、苦境にさらされないことを願っています。

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