癌とCOPD

7年前同時性重複癌を経験し、現在COPDと共に生きている

ふと頭に浮かんだこと

2020年9月22 (火)
暑さで有名なこの地方ですが、やっと朝夕は涼しくなってきました。
今日は、いつもの川沿いのコースを3000歩ほど歩きました。息切れと疲労感もありましたが、なんとか歩くことができました。まあ、運動不足が長く続いたので、仕方がないと諦
めています。


私は、3000歩ほど歩いただけで息切れと疲労感があると不満を持っています。
しかし、60代後半になれば、病気で満足に歩けない方もおられると思います。
そういう方から見れば、歩けるだけでも羨ましく思うかもしれません。


今の自分に満足しているかと問われたら、満足しないといけないとしか答えられません。
私は、3つもの異なる癌を経験して、copdという疾患を持っています。
癌再発の不安は未だ消えず、copdによる息苦しさもあるため、同年齢の健常者に比べたら
歩くことや労作時に苦痛を伴います。


頭を切り替えて、自分が日頃気にしていない恵まれていることを頭に浮かべてみます。
歩ける、目が見える、耳が聞こえる、美味しく食べられる、常時の痛みがない、住まい
がある。その他、数えられない恵まれていることがあるではないか。
多くはないが年金も頂ける・・・・出来ることや恵まれていることが沢山あります。
ここに上げた一つでも失ったら人生は真っ暗になってしまい、狼狽える自分が目に見えます。


人は、失って初めて失ったものの有難さが痛切に理解できるようにできているようです。
多分、失う前の自分と比較して、その辛さに苦闘することになるのでしょう。


仮に、高齢者の同年齢の人達の殆ど同程度のcopdだったら、copdであることを気にする
ことはないと思います。だって、それが当たり前だからです。
copdを持つ人は、copdでない人達と比べることで、私みたいにcopdをなんとかしようと
悪戦苦闘する人も出てくるのでしょう。
他の例を挙げると、皆が目が見えなければ目が見えないことに苦悩することはないでしょう。


人は、知らず知らずのうちに他人と比べながら生きているのだと思うのです。
長年生きていれば、苦しみや悩みは殆ど人が経験していると思います。
幸せそうに見える人が、どんな苦しみ、辛さ、悲しみを持っていきているかも知らずに。


copdという障害は、肉体的には克服できないので、精神的に克服できないかと考えてい
たのですが・・。
何か取り止めもないことを書いてしまい、つまらないブログになってしまいました。

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