癌とCOPD

7年前同時性重複癌を経験し、現在COPDと共に生きている

遺言書と薬

2020年7月14日(火)
梅雨で雨ばかり降っています。たまに雨がやんでも高温多湿で外に出る気がしません。
昨日の夕方、ベランダに出たら気温もやや低く風が吹いました。この気を逃してはな
らないと思い、久しぶりに地面におり、散歩をしました。
予想に反して息苦しさや疲れもほぼなく、緑の木々や川の流れ、散歩やジョギングを
する人達を見ながらの散歩は、とても気分が良かったです。


最近、遺言書を書き始めています。
書こうと思った理由は、コロナウイルスの収束が見えない流行が続くことが推測され、
加えて肺疾患と複数の癌を経験したためです。
そのため、死というものが同年齢の健常者より身近な存在として意識していることも
あります。
大した財産もないのだから、死んだ後のことは好きなようにしてくれという気持ちで
いましたが、最近高齢になって、それはちょっと無責任かなと思うようになりました。


公証役場に行ってお任せで遺言書は作成できるのですが、結構費用が掛かるようです。
自筆証書遺言書保管制度というのが、今年の7月10日から開始されることになりました。その案内書を読むと、自筆遺言書は遺言者本人の死亡後、相続人等に発見されなかったり、一部の相続人等に改ざんされるおそれがあるそうです。
自筆証書遺言書で財産を家族へ確実に託す方法として価値のある制度だと思いました。
ここでは、詳しく書きませんが、この新制度を活用してみることにしました。


話は変わりますが、copdについてのガイドラインで新しい治療薬が開発されていないか
を調べてみました。
私は、確立した治療法でないと信じてはいけないと強く考えていました。
しかし、前妻が乳癌になった時には、藁をもすがる気持ちで調べたところ青汁が良いと
いうことを読んで大量購入したことがありました。
頭では青汁が癌に効く分けがないと思っていても、もしかしてと思い買ってしまうのが
多くの人間の心理だと思います。


現在は、やはりcopdについても有効性が広く認められている治療法以外は信じてはなら
ないことを再認識しています。
そこで、copdの治療ガイドラインの中で新薬がないかを調べてみました。
「COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のための ガイドライン」 第2版から抜粋
し、まとめた形で書きました。


(薬物療法)
  (1)  薬物療法の中心は気管支拡張薬である。
(2)COPD患者における肺・気道の炎症や、それに伴う閉塞性障害の進展抑制に
         有効な薬剤は、現時点ではない。
(3)  吸入ステロイド薬と長時間作用型β2‐刺激薬は、それぞれの単独使用に比し、
         両剤の合剤は1秒率の改善、増悪の減少、QOLの改善において有意に優れている。
       
この中で、(3)の良剤の合剤は1秒率の改善において優位に優れている。
という文書が気になりました。
スピオルトとステロイドの合剤の論文があるかを調べてみようと思っています。

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