癌とCOPD

7年前同時性重複癌を経験し、現在COPDと共に生きている

変わらない日常と感染者数

2020年6月30日(月)


散歩しなければ思うのですが、この蒸し暑さでは歩く気がしません。
自粛が解除されてから、東京でコロナ感染者数が増えてきています。


私の住んでいる県は、最近は殆ど表に出ている感染者はいませんが、実際の感染者
は間違いなく相当数存在すると思います。条件が揃えばクラスターも発現すると思い
ます。
そんなことから、スポーツジムや呼吸リハビリを再開する気にもなりません。


ところで今日は、私の67歳の誕生日です。この歳になると誕生日は、祝う気持ちには
なれず老いていくことを突き付けられる日の様に思います。


北海道で60歳~80歳の高齢者が昼カラオケでコロナに感染しました。
重症化率、致死率が飛びぬけて高い高齢者がカラオケとは、このニュースを聞いてび
っくりしてしまいました。この方達にカラオケに行った気持ちを聞いてみたいところ
です。


テレビの報道では、単純に感染者数を示して東京都の感染者数が飛びぬけて多いこと
を強調しています。専門家も加わっているのに、示したデータがあまりにも単純過ぎ
ることに疑問や指摘はないのでしょうか。
下記に主な都道府県の6月29日の感染者数と人口10万人あたりの感染者数を記載します。


     感染者数   感染者数(人口10万人あたり)
東京都   58      2.61          
埼玉県   13                   1.09                                     
北海道   11                   0.97
千葉県    4                       0.43
神奈川県        6                       0.41
大阪府            7                    0.22
福岡県            1                    0.14


要するに、人口が全く異なる都道府県を感染者数だけで比較していることです。
都道府県別の感染者数も必要だと思いますが、一定人口あたりの感染者数の方が感染
実態を表していると思います。


感染者数だけでみると東京都と埼玉県、北海道では、かなり違いがあります。
少ない検査数ですが、6月29日のデータだけをみれば10万人の中に東京都 2~3人、
埼玉県と北海道は1人存在するということです。
10万人あたりでみると、感染への恐怖感は少し違って見えてくると思います。


感染者総数のみを知らせることは、東京都を現実以上にコロナウイルス感染地帯であ
るかのようなメッセージを送ることになるのではないかと危惧します。

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