癌とCOPD

7年前同時性重複癌を経験し、現在COPDと共に生きている

PCR検査

2020年5月8日(金)
久しぶりに川沿いのコースを3000歩ほど歩きました。マスクを着けていたこともあり、
息苦しさはありましたが、爽やかな気分になりました。
今のところ病気はひと段落しています。相変わらず、労作時は息苦しさがあり、同年代
の健康な人のような行動は出来ません。
同じ年頃なのにジョギングしている人達を見ると羨ましくなったりもしますが、COPD
が治ったり、切った肺が再生する訳でもないので、自分の手元にあるもので楽しむことし
かないと思うことにしています。


コロナで政府の対応にスピードがないこと。特に、PCR検査数がいつまで経っても増え
ないことに批判が集中しています。
マスコミや政治家、評論家が寄ってたかって政府を批判しています。
それでは、批判している人達は、コロナ感染症を発生する以前に日本の感染症に対する
脆弱性を主張し改善を求めていたでしょうか。


私が知る限り、戦後から感染症に危機感を持って病院、検査体制、防護機材などを整備
していくことを強く一貫して主張してきたマスコミ、言論人、政治家は存在しなかった
と思います。
何か問題が起きると、豹変して時の政権を批判する人達に嫌悪感すら感じます。
自分達にも一旦の責任があると自己批判をする人はいないのでしょうか。


確かに私もコロナ感染症に対する日本のPCR検査体制の脆弱性に驚きましたし、先進国
として恥ずかしいと感じました。
しかし、日本らしい、いや日本人らしいとも感じています。


日本人らしさとは、戦後の日本人に根付いた心情があると思います。
強いリーダーシップを取ることを強権的であるとして拒絶する意識が極めて高いことす。
さらに、日本人は、石橋を叩いて壊すという民族ですから、医療関係者、保健所の職員、官僚、政治家そして国民の多くが慎重で大胆なことを避けて回避することです。


ですから、様々なコロナに対する課題を克服するには、他国に比べて相当時間が掛かるのは、当然だと思っています。
結論は、良い面も悪い面も戦後の日本人だからです。

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