癌とCOPD

7年前同時性重複癌を経験し、現在COPDと共に生きている

病気と偶然

2020年5月2日(土)
昨日、掛かりつけの病院に行ってきました。
最近、コロナ感染を恐れて、病院に行くことすら不安を感じるようになりました。
何しろ、病気のデパートですから。


十二指腸潰瘍、パニックディスオーダー、喘息、鼠経ヘルニア、膀胱がん、COPD、
肺癌、前立腺肥大症、前立腺がん と大きな病気を数多く経験しました。
病気自慢をしているわけではありませんが、自分でもよく死なずに切り抜けてきたと
思います。
これだけ多くの病気を切り抜け又今も抱え込みながら生きてきたのに、コロナ感染で
止めを刺されたくありません。


これらの病気一つ一つに皆異なる苦痛があります。
激痛、猛烈な不安感、呼吸苦、死への恐怖、恥ずかしさ、様々あります。
苦痛は辛いですが、様々な偶然が重なって不幸だらけの幸いで行きながられてきた
と思っています。
蜘蛛の糸ほどに細い糸で命が繋がっている感じがしています。
だから、ちょっとしたことで、糸が切れてしまうような気がするのです。


不思議な程幸運な偶然が多いことに理解し得ない気持ちを抱きます。
そんな時、16年前に乳がんで亡くなった妻が見守っていて、自分を生かしていてくれ
ているのではないかと思うことがあります。


私は、あの世の存在を全く信じていません。
死んだらどうなると聞かれたら、眠っていて夢を見ていない状態と答えます。
しかし、そんな私でも納得出来ない偶然なのです。

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